ジャン=マルク・ヴァレ / Jean-Marc Vallée
ジャン=マルク・ヴァレ(Jean-Marc Vallée)は、カナダの映画監督。ケベック大学モントリオール校で映画を学んだのち、1995年の映画『Liste Noire』で長編映画監督としてデビュー。2005年に『C.R.A.Z.Y.』がトロント国際映画祭で上映されて話題となり、2009年にはエミリー・ブラント主演の『ヴィクトリア女王 世紀の愛』を手掛け、同作が世界的なヒットになる。2013年の映画『ダラス・バイヤーズクラブ』がトロント国際映画祭でプレミア上映されて称賛を集め、同作はその年のアカデミー賞において作品賞を含む6部門にノミネート。自身も編集賞にノミネートされた。2017年から放送されたテレビシリーズ『ビッグ・リトル・ライズ』など、映画以外での分野でも活躍するが、2021年12月26日、ケベック州にある山小屋で死去しているところを発見された。死因はのちにアテローム性動脈硬化症に続発する不整脈であることが発表されている。享年は58歳という若さで、その早すぎる死が惜しまれている。
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