海を舞台に人命救助する男たちのストーリー
この映画は、2012年に公開された邦画です。伊藤英明さんや加藤あいさんが出演しています。主人公となる仙崎大輔は、吉岡哲也とともに特殊救難隊に所属しています。この組織は海上保安庁の中でも最も厳しい訓練を受けています。大輔と環菜との間には二人目の子どもができ、吉岡には美香という彼女ができ、プロポーズするのですが、断られてしまいます。ある日、ジャンボジェット機が飛行中にエンジンが爆発したとの報告が入ります。その飛行機にはCAとして美香が乗っているのです。最初は、飛行機を羽田空港に緊急着陸させようと試みますが、車輪が出ないと言うトラブルに見舞われます。救難課長の下川は東京湾に海上着水させることを提案します。現場に着いた仙崎と吉岡は、東京湾城にランディングライトを設置します。パイロットはなんとか東京湾に着水成功させるのですが、ジェット機が会場に浮かんでいられる時間はたったの20分で、海上保安庁や警察・消防が一丸となって救助活動をします。しばらくすると、機体は二つに折れてしまいます。救助活動にあたっていた吉岡は美香を見つけ救助しますが、その時に、吉岡が身動きを取れなくなってしまいます。美香が吸湿されたのちに、吉岡を乗せたままジェット機は沈みます。美香は「いやー」と言いながら絶望的な気持ちになります。しかし、大輔は彼のことを諦めてはいませんでした。絶対に生きていると信じ、海へ潜ります。すると、吉岡は飛行機の酸素ボンベを活用することで生きていたのです。吉岡は無事に救出されました。吉岡が救急車に乗る前に、美香と話しますが、美香は実はバツイチであることを告白します。吉岡はそのことを全く気にする様子はなく、吉岡と美香は思いが通じ合いました。