エリック・ミヤシロ
エリック・ミヤシロ(Eric Miyashiro)は、アメリカのハワイ州出身のトランペット(フリューゲルホルン)奏者。「エリック宮城」と表記されていることもある。オーケストラやコンチェルトで活動を開始し、高校3年生の頃、全米高校オールスターバンドのハワイ代表としてカーネギーホールにてメイナード・ファーガソンと共演をする。その後は奨学金でバークリー音楽大学に招かれ、在学中から教員たちとボストン市内のスタジオで活動するなど、スタジオ・ミュージシャンとして活躍。1989年に来日し、サウンドトラックやポップ・ミュージックのスタジオミュージシャンとして活動する傍ら、1995年に自身のビッグバンドであるEMバンドを結成する。EMバンドとして日本中で演奏会を開催し、2000年に1stアルバム『Kick Up』をリリースした。2013年からは「Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra」の一員として、リーダー兼音楽監督を務めている。ヤマハでは彼をモデルにしたトランペット「YTR-8340EM」が発売され、本人もその出来栄えに太鼓判を押す仕上がりとなっている。
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