ヴェルナー・ヘルツォーク / Werner Herzog

ヴェルナー・ヘルツォーク / Werner Herzog

ヴェルナー・ヘルツォーク (Werner Herzog、本名: Werner Stipetić)とは、ドイツの映画監督・脚本家・オペラ演出家である。1942年9月5日生まれ。ヴィム・ヴェンダース、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーらと並ぶ、ニュー・ジャーマン・シネマの代表的な監督である。
1962年、短編『Herakles』で映画監督デビュー。1968年には初の長編『生の証明』を発表。第18回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員特別賞)を受賞した。1972年、怪優クラウス・キンスキーを初めて起用し、エル・ドラード発見を目指す16世紀の南米探検隊を描いた『アギーレ/神の怒り』を発表。翌1973年に第26回カンヌ国際映画祭の監督週間部門に出品され、2005年にはタイム誌の「歴代映画ベスト100」の一本に選出された。1974年、『カスパー・ハウザーの謎』を発表。翌1975年の第28回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した。1982年、オペラハウスの建設のためにアマゾン川を航海する男を描いた『フィツカラルド』を発表し、第35回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。1990年代は主にドキュメンタリーやテレビ映画を製作。2025年、第82回ヴェネツィア国際映画祭において、栄誉金獅子賞が授与された。

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