マックス・フォン・シドー / Max von Sydow

マックス・フォン・シドー（Max von Sydow）は、スウェーデン、フランスの俳優。10代の時に友人と「演劇協会Scenia」というアマチュア劇団を立ち上げる。ストックホルムの演劇学校在学中の1949年に映画デビュー。1954年にスウェーデン王立文化賞を受賞し、1955年に降彼はイングマール・ベルイマンの作品の看板俳優として知られるようになっていった。1965年の映画『偉大な生涯の物語』でアメリカに進出。以降はドラマ、アート系作品からハリウッドで撮られる超大作やSFまで、ジャンルや規模を選ばず、100以上の映画やテレビシリーズに出演し続けた。その功績は高く評価され、2005年にフランス文化省の芸術文化勲章、2012年にはレジオンドヌール勲章をそれぞれ受章している。2020年3月8日、フランスのプロヴァンスにある自宅で死去したことが発表された。満90歳没。遺族の意向で死因は公表されていない。