守り人シリーズ / Moribito series
『守り人シリーズ』(もりびとシリーズ)とは、上橋菜穂子による異世界ファンタジー小説のシリーズ作品。1996年にシリーズ第一作となる『精霊の守り人』が出版され、2018年の『風と行く者:守り人外伝』まで14作が刊行された。児童文学としてリリースされたものの、読者の層は幅広く、大人からも強い支持を得ている。『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』の3作品で路傍の石文学賞受賞、左記の3作品に『虚空の旅人』を加えた4作品では巖谷小波文芸賞受賞。短槍使いの女性用心棒であるバルサが主人公の物語はタイトルが『〜の守り人』となっており、皇子のチャグムが主人公の場合はタイトルが『〜の旅人』となっているのが特徴。両者の物語は最終話『天と地の守り人』で合流する。2007年からはテレビアニメが始まり、2016年には綾瀬はるかを主演に迎えたテレビドラマ版が『放送90年 大河ファンタジー 「精霊の守り人」』としてNHKで放送された。
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