ヤン・イクチュン

ヤン・イクチュンは、韓国出身の俳優、映画監督。大学の演芸・演劇科に学び、21歳で兵役に就いたのち、アクターズ21アカデミーを経て俳優としての活動を開始。高い演技力が評価され、1998年に百想芸術大賞の新人演技賞を受賞している。自身が長編映画の初監督をし、製作、脚本、編集のほか主演も務めた2008年の映画『息もできない』が、当時の韓国インディーズ映画としては異例の高評価を受け、国内外で多数の賞を受賞。日本でもキネマ旬報ベスト・テンの外国映画ベスト・テン第1位と、外国映画監督賞を獲得している。自身の監督作品以外でも映画やテレビドラマを中心に多くの作品で活躍しており、多数の受賞歴を持つ。岸善幸監督の『あゝ、荒野』などの邦画にも出演し、韓国だけでなく、世界各国で高い人気を誇っている。