蒼井優

蒼井優

蒼井 優(あおい ゆう)とは、日本の女優。福岡県出身。1985年〈昭和60年〉8月17日生まれ。夫は南海キャンディーズの山里亮太。1999年にミュージカル『アニー』のポリー役でデビューし、その後自分で事務所に応募して所属。2000年から2002年まで雑誌『ニコラ』でレギュラーモデルを務め、2001年に『リリイ・シュシュのすべて』で映画に初出演する。2002年に「三井のリハウス」の10代目リハウスガールに選ばれ、2003年にTBSのドラマ『高校教師』で初めて連続ドラマにレギュラー出演した。2005年に7本の映画出演作が公開され、『ニライカナイからの手紙』で初主演。2006年度は映画『フラガール』での演技が認められ、第30回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、第49回ブルーリボン賞主演女優賞など、多くの映画賞を受賞した。2018年、ヒロイン役で出演した『斬、』が、第75回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に選出される。さらに、主演舞台『アンチゴーヌ』と『スカイライト』での演技が評価され、第53回紀伊國屋演劇賞、第26回読売演劇大賞最優秀女優賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。2020年、主演映画『スパイの妻〈劇場版〉』が第77回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、黒沢清監督が銀獅子賞(監督賞)を受賞。2021年、『スパイの妻』で第15回アジア・フィルム・アワード主演女優賞を受賞した。

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