こだま兼嗣

こだま兼嗣

こだま兼嗣(こだまけんじ)は、北海道出身のアニメ監督、映画監督、キャラクターデザイナー。当初は漫画家を目指して上京し、東京ムービーの社員募集広告を見たのがきっかけで同社に入社し、アニメーターとしてキャリアを開始する。『巨人の星』や『ルパン三世』のテレビアニメ版第1シーズンなどの動画を担当。その後は『ルパン三世』のテレビアニメ版第2シーズンなどの作品で作画監督を務め、『新ど根性ガエル』の第26話「ミス桃の節句は誰だの巻」で初めて演出を手掛ける。『キャッツ♥アイ』で監督としてデビューし、1990年代には『名探偵コナン』などのヒット作を手掛けている。2007年から『結界師』の監督を務め、文化庁メディア芸術祭第10回において、アニメーション部門の審査委員会推薦作品を受賞した。2021年から2023年にかけては開志専門職大学のアニメ・マンガ学部の教授として教鞭をとり、後進の育成にも尽力している。

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