柄本明
柄本明(えもとあきら)は、東京都中央区銀座(旧:木挽町)出身の俳優、演出家、タレント。「えもっちゃん」「エモアキ」などの愛称で親しまれている。映画や演劇好きの両親の元に生まれ、高校卒業後に金子信雄が主宰する劇団「マールイ」の演劇教室に生徒として入団。NHKの大道具のアルバイトや、劇団「自由劇場」の所属などの経歴を経て、1976年にベンガル、綾田俊樹と共に劇団「東京乾電池」を結成する。独特の容姿や存在感、コミカルからシリアスな役までを幅広く演じられる演技力が評価され、テレビや映画への出演歴を重ねる。1998年の映画『カンゾー先生』で第23回報知映画賞の主演男優賞や、第22回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞などを受賞。2004年には『座頭市』などの作品で第58回毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。2011年に芸術選奨文部科学大臣賞を受賞し、2011年に紫綬褒章、2019年には旭日小綬章を受章している。妻は女優の角替和枝、息子は俳優の柄本佑、柄本時生という芸能一家であることでも知られ、佑の妻である女優の安藤サクラは義娘にあたる。
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