スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 / Donkey Kong Country 3: Dixie Kong's Double Trouble!

スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 / Donkey Kong Country 3: Dixie Kong's Double Trouble!

『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』とは、イギリスのゲームソフト開発会社であるレア社が開発、1996年に任天堂から発売されたスーパーファミコン用の横スクロール型アクションゲーム。1994年に第1作目が発売された『スーパードンキーコング』のシリーズ3作目にあたる。前作『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』の続編で、「スーパーファミコン史上最高画質」と謳われている今作は、NINTENDO64が既に世に出ていたにもかかわらず、それらのソフトに劣らない販売数を記録した。謎多き場所である「クレミス島」を舞台に、仲間のドンキーコングとディディーコングが出かけたまま戻らないことを心配したディクシーコングの、2人を探す冒険を描く。プレイヤーキャラクターのディクシーコングとディンキーコングを単独で操作する1人プレイモードと、それぞれのプレイヤーが各キャラクターの操作を行う2人協力モード、2人対戦モードの3通りの遊び方を楽しむことができる。

スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 / Donkey Kong Country 3: Dixie Kong's Double Trouble!のレビュー・評価・感想

スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 / Donkey Kong Country 3: Dixie Kong's Double Trouble!
9

シリーズ最高傑作

「スーパードンキーコング3~謎のクレミス島~」は、1996年にスーパーファミコンのソフトとして発売されました。
前作と前々作でおなじみのディディーコングがドンキーコングと島を探検する、と書き置きを残したままいなくなってしまいました。心配になったディクシーコングはクレミス島を訪れてリンクリーコングに話を聞きました。ドンキーとディディーは姿を見かけたけど、どこに行ったのかはわからないと言われたディクシーがファンキーを訪ねたところ、冒険の助けになるからと、赤ちゃんのディンキーコングを連れていくように言われました。これがディクシーとディンキーのクレミス島を謎を巡る冒険の始まりです。
今作品は任天堂とレア社とがタッグを組んで製作しただけあって、シリーズの中ではかなり趣が異なっています。牧歌的な湖、工場のある島、雪山やリフトで渡ることができる渓谷といった多岐に渡る風景で一つの島が構成されています。
隠れステージであるロストワールドのボス・キングクルールを倒し、各エリアのボーナスステージを全てクリアして条件を満たすと、真のエンディングを見ることができます。島のあちこちの洞窟に封印されているバナナバードを解放すると、バナナバードのクイーンがキングクルールをやっつけてくれます。
2015年にはゲームボーイアドバンスのソフトが発売されましたが、パシフィカのたきつぼというステージが新たに追加され、BGMも一新されています。スーパーファミコン、ゲームボーイアドバンス共に軽妙なBGMは人気も高いです。