渡部篤郎

渡部篤郎

渡部篤郎(わたべあつろう)は、東京都新宿区出身の俳優。高校中退後、アルバイト先の紹介でエキストラとして作品に出演したことをきっかけとして演技の道を志し始める。丹波哲郎が運営していた演劇学校である『丹波道場』に所属し、「日活ロマンポルノ」などに出演。1995年に映画『静かな生活』で、障害者の息子役を演じたことで演技が高く評価され、第19回日本アカデミー賞新人賞と優秀主演男優賞をダブル受賞という快挙を果たす。翌1996年には映画『スワロウテイル』で移民の暗殺者役を全編英語のセリフで演じ、テレビドラマ『外科医柊又三郎2』に矢島兆次役で出演して民放のゴールデンタイムのドラマにも初出演。演技派俳優としての地位を確立する。2008年には映画『コトバのない冬』で映画監督としてもデビュー。同作は第21回東京国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミア公開されて話題となった。私生活ではタレントのRIKACOと1994年に結婚し、理想の夫婦と呼ばれていたものの2005年に離婚を発表。その後2016年に一般女性と再婚したことを発表している。

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