ヴィンチェンゾ・ナタリ / Vincenzo Natali

ヴィンチェンゾ・ナタリ(Vincenzo Natali)は、カナダの映画監督、脚本家。アメリカのミシガン州出身で、アニメーションスタジオで働いて経験を積みながら、短編映画などの作品を撮影していた。1997年に自身で監督、脚本を務めた映画『キューブ』(CUBE)が高評価を獲得し、カルト的な人気を博す。同作は第2作、第3作が別監督によって製作されてシリーズとなり、世界規模でSFホラーの金字塔としての呼び声が高い。2021年に日本で制作されたリメイク版『CUBE 一度入ったら、最後』の原案とクリエイティブアドバイザーを務めたことでも話題となった。テレビシリーズ作品の監督を務めていることでも知られ、2014年から2015年にかけては人気ドラマシリーズ『ハンニバル』の監督も務めている。鋭く人間の心理を切り出して恐怖を煽る手腕には定評があり、世界三大ファンタスティック映画祭の全てで最高賞を受賞している映画監督としても知られる。
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