黒木瞳

黒木瞳

黒木瞳(くろきひとみ)は、福岡県八女市出身の女優、声優、タレント、歌手、司会者、映画監督。元宝塚歌劇団月組トップ娘役であったことでも知られる。中学生のころに菊池寛の『父帰る』で娘役を演じていた友人を観て役者を志すようになり、1979年に宝塚音楽学校に入学。1981年に、39人中3位という優秀な成績で宝塚歌劇団に入団を果たす。1982年からは『おはよう朝日です・土曜日です』の初代アシスタントを務めるなどテレビにも活躍の場を広げ、同年に映画『南十字星』でスクリーンデビューも飾る。初主演作となった1986年の映画『化身』において、全裸を披露する体当たりの演技が話題となり、その後、サスペンスドラマなどを中心に活動を続ける。1997年公開の映画『失楽園』では不倫の恋を大胆に演じたことで社会現象を巻き起こし、日本アカデミー賞で主演女優賞を受賞。これを機に人気演技派女優としての地位を確立し、様々な作品で幅広い役をこなすようになる。2016年公開の映画『嫌な女』で監督デビューを果たした。大の相撲好き、大好物は焼きそば、趣味はオンラインゲームなど、美しいルックスとは対照的なギャップにあふれたキャラクターで幅広い層のファンから愛されている。

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