西田敏行

西田敏行

西田敏行(にしだとしゆき)は、福島県郡山市出身の俳優、歌手、タレント、司会者。1967年に『渥美清の泣いてたまるか』でテレビ俳優としてデビューを果たす。1968年に劇団の青年座俳優養成所に入り、1970年に卒業。同年に青年座座員となったのち、公演『情痴』で初舞台を踏んだ。この時の演技が評価され、翌1971年の10月公演『写楽考』では主役に抜擢される活躍を見せた。1976年にレギュラー出演したテレビドラマ、『いごこち満点』と『三男三女婿一匹』で先輩俳優のアドリブにもしっかり対応する自由度の高い演技を披露している。1988年からは自身の代表作となる映画『釣りバカ日誌』シリーズに出演して人気を博し、個性派俳優としての地位を築いていく。歌手としても活動し、1981年に発売した「もしもピアノが弾けたなら」は社会現象になるほどのヒット。同年末の紅白歌合戦にも出演した。2024年10月17日、東京都世田谷区の自宅でベッドで冷たくなっているところを付き人に発見され、死亡が確認された。76歳だった。素朴なキャラクターは世界中で愛され、その死を惜しむ声は後を絶たない。

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