三浦大輔

三浦大輔(みうらだいすけ)は、北海道苫小牧市出身の劇作家、演出家、映画監督。劇団「ポツドール」の主宰も務める。中高生時代には野島伸司作のトレンディドラマに没頭して過ごし、1996年に早稲田大学演劇倶楽部10期生を母体として演劇ユニット「ポツドール」を旗揚げする。性風俗などの過激なテーマにリアリティショーやドキュメンタリーの手法を取り入れ、リアルな会話劇を主体として進行する作風を確立する。この表現手法は後に「セミドキュメント」と名付けられた。役者を極限まで追い込むほど厳しい演出を行うことに定評があり、2010年の舞台『裏切りの街』で主演を務めた田中圭は、稽古初日から大泣きするほど精神的に追い込まれ、冗談交じりに「オファーがあっても次回は断る」と話すほどだったという。代表的な作品には自ら映画化も手掛けた2005年の舞台『愛の渦』、その他『騎士クラブ』『身体検査』『メイク・ラブ』『熱帯ビデオ』のセミドキュメント4部作などがある。
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