NORISTRY / のりすとりー

NORISTRY / のりすとりー

NORISTRY(ノリストリー)とは、動画投稿サイト、ニコニコ動画の「歌ってみた」カテゴリに動画を投稿している男性の歌い手。名前の「NORISTRY」の由来は、本名の「のり」と敬愛するミュージシャン「CHEMISTRY」を掛け合わせたもの。学生時代に所属していた吹奏楽部の活動の一環で、音源を聞くためにニコニコ動画に登録。その後、男性歌い手のGeroが歌っているのを聴いたことで、自身も歌い手を目指すようになった。高い歌唱力で知られ、2023年2月18日にABEMAで独占配信された、世界最高峰のオーディション番組「Got Talent」の日本版『JAPAN'S GOT TALENT』に本名の山本教貴(やまもとのりたか)名義で出演している。また、2020年から行われる「The VOCALOID Collection(ボカコレ)」に合わせて制作される情報番組「ボカコレステーション」のMCを務め、歌い手として以外でも活動の幅を広げている。
美しさと儚さを兼ね備えた優しい歌声が特徴で、動画投稿の他に2013年頃より路上やライブハウスでライブ活動を行っていた。人柄の良さにも定評があり、「歌声の通り美しい性格」と評されている。

NORISTRY / のりすとりーのレビュー・評価・感想

NORISTRY / のりすとりー
7

次に来る、ネット発の実力派シンガー

歌い手、NORISTRY。
2010年に初投稿した「え?あぁ、そう。 / 蝶々P」」は2万再生を超える。mixなしの素音源であり歌唱力の高さを証明しているのだ。
2017年投稿の「命ばっかり / ぬゆり」は186万再生。
2018年投稿の「少女レイ / みきとp」は120万再生。
どちらも人気のボカロ曲で、歌ってみた動画を投稿する歌い手は多い。
しかし彼の動画の再生回数は常に上位にランクインしている。
つまり何回も繰り返し再生されているのだ。
イヤホンから流れる、艶っぽく鼻に抜けるような歌声は、耳に心地よく癖になる。
筆者世代ではTUBEの前田亘輝を思い起こさせるような伸びやかでストレートな高音だ。
彼の魅力は動画だけではない。
ワンマンライブで800人のライブハウスをファンで埋める実力だ。
生バンドで歌う時、彼の歌唱力の高さに圧倒される。
初投稿から続けてきた生配信で培ったトーク力でもホールを熱く盛り上げてくれる。
LINELIVEで行われた楽曲提供イベントでは見事一位を獲得し川畑要(CHEMISTRY)の楽曲提供とレコーディング収録権を獲得した。
CHEMISTRYが好きでNORISTRYと言う名前を付けたと配信で語っていた。憧れのアーティストとのコラボレーションで成長する彼を追いかけて行きたい。
ハチこと米津玄師やヨルシカから始まったネット発のJPOPシーンにAdoやVaundyなど肩を並べ活躍する日は近い。