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フェイクか本物か?
1999年に1巻が発売され現在91巻までありspecialやmovieも合わせると数多く発売されていて、第二次心霊ブームの火付け役にもなりました。最初の頃はホームビデオの投稿が主流でのちにデジタルカメラの投稿、携帯電話のカメラ機能が発達して携帯のムービーと移行していき、最近では防犯カメラの普及で防犯カメラシリーズも増えてきました。
魅力としては全ての映像が一般投稿で、投稿された人にインタビューしていく形であり、中には赤の他人同士の投稿が同じような霊を撮影しており、だんだん話が繋がるような前編後編になっていたりと何年も前の映像が変化していくなど、ひとくくりに心霊映像とできないドキュメントになっています。1巻から見ていく中で嘘くさいものやCGで作ってるような物もあり、それを判別していくのも違った角度からになりますが楽しみの一つです。ですが夏の暑い夜に一人で部屋を暗くして観ていると、少しの物音でも”ビクッ!”として背筋に冷たいものを感じるはずです。ナレーションを第1巻から続けている中村義洋さんの声も怖さを引き立て“ゾクゾク”させてくれます。シーズンを重ねるごとに検証を行うスタッフが変わり、一人一人個性があり楽しませてもらえます。もっとも幽霊を証明することは難しいですが、この作品を見てもらえれば少しはいる気がするはずです。