ソン・ガンホ

ソン・ガンホ

ソン・ガンホは、韓国出身の俳優。中学2年生の頃から俳優の道を志し、一度受験に失敗した後に慶尚大学校放送芸能科に入学するも、兵役のために中退。除隊後は復学せず、24歳で俳優活動を開始した。1996年に映画『豚が井戸に落ちた日』に出演し、長編映画初出演を果たす。1997年公開の映画『グリーンフィッシュ』のパンス役に抜擢されてブレイクし、1998年にはコメディ映画『クワイエット・ファミリー』にヨンミン役で出演し、コミカルな演技が評価されて第18回韓国映画評論家協会賞の男性演技者賞を獲得するに至った。2000年代に入ると、出演作のほとんどが興行的な成功を収めるようになり、人気俳優としての地位を確立。2019年に出演した映画『パラサイト 半地下の家族』が世界的なヒットとなってカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞、ソン自身も同作ではロサンゼルス映画批評家協会賞助演男優賞や、全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞したほか、2020年『ニューヨーク・タイムズ紙』上で行われた「21世紀の偉大な俳優25人」の第6位に選出されている。

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