僕たちがやりました / 僕やり

僕たちがやりました / 僕やり

『僕たちがやりました(僕やり)』とは、原作が金城宗幸、漫画が荒木光による日本の漫画。通称「僕やり」。講談社の『週刊ヤングマガジン』で、2015年19号から2017年8号まで連載された。主人公は凡下高校に通う2年生、増淵トビオ。同級生らと楽しい日々を送る中、いたずらのつもりで計画した「爆破」が死者10人を出す大惨事を招く。罪悪感を抱えながら、窮地に追いつめられた若者たちの成長と共に人間の本性や心理を描く。『僕たちがやりました』は、2017年7月からフジテレビ系列の関西テレビでドラマ化された。

僕たちがやりました / 僕やりのレビュー・評価・感想

僕たちがやりました / 僕やり
5

僕たちがやりました

この漫画は完結しているのですが、ネタバレはなしという方向で書きます。
この漫画は、トビオ含む4人からなる物語です。
トビオが通う高校の前には有名な不良校があるのですが、そこの生徒に喧嘩を売ってしまうのが原因でボコボコに痛めつけられます。
それに恨みを感じ、ある作戦に踏み出すわけですが“やりすぎ”てしまい、死者を出してしまいます。この事件から「逮捕されるのでは?」と焦り、逃亡を図るというストーリーになるのですが、何とも“人間臭い”表現が多い作品になります。
絵のタッチは、可愛いかったりかっこいいものではないので、作画の好き嫌いは分かれると思いますが、ハラハラ感はどの作品にも負けない感じがしました。
性的表現、暴力表現、流血表現などがありますので、苦手な人にはお勧めしにくいですが、ハラハラ感を味わいたい人は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

個人的には、作中に出てくる“ちょい役”の人々に注目して欲しいです。
芸人さんにそっくりな人がちょくちょく出てくるので、笑える漫画ではないにしても似てる人に思わず笑みがこぼれてしまいます。
一度、頭の中を空っぽにして読んでみてください。