
ハートの国のアリス(ハトアリ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハートの国のアリス』とは、QuinRoseから発売された童話『不思議の国のアリス』がモデルの恋愛アドベンチャーゲーム。QuinRoseの看板作品の1つ。不思議な「白ウサギ」によって、ある日、銃弾飛び交う物騒な世界「ハートの国」に連れ去られてしまったアリス。アリスは非現実過ぎるこの出来事を「夢」だと受け入れ、夢から目覚めるまでの間、ここでの暮らしや住人達との交流を楽しむことにする。
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ハートの国のアリスシリーズとは、2007年2月14日にQuinRoseから発売された『ハートの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜』を第1作とする不思議の国のアリスをモチーフとした女性向け恋愛アドベンチャーゲームのシリーズである。
自宅の庭で昼寝をしていた主人公は、二本足で走る“白ウサギ”のペーター・ホワイトによって不思議な世界に連れ去られてしまう。そこは住人全てが武器を携帯し、銃撃戦が日常茶飯事というメルヘンなようでメルヘンではない世界“ハートの国”。ペーターから無理矢理“ハートの小瓶”の謎の薬を飲まされ、元の世界に帰れなくなった主人公は、「この世界は夢だから覚めるまで楽しめばいい」と開き直り、行動を開始する。
本シリーズはQuinRose初のノベル形式アドベンチャーゲームであり、同社の看板長寿作品となった。シリーズ作品として、『ハートの国のアリス』(2007年)、『クローバーの国のアリス』(2007年)、『ジョーカーの国のアリス』(2009年)、『ダイヤの国のアリス』(2012年)、『スペードの国のアリス』(2021年)がある