宮下あきら

宮下あきら(みやしたあきら)は、東京都三鷹市出身の漫画家。横山光輝の『伊賀の影丸』に感銘を受け、小学生の頃から漫画を描き始める。高校在学中からはバンド活動を開始して音楽にのめり込み、卒業後はキャバレーでの演奏などの仕事をしていたが、プロとしては芽が出なかったことを理由に漫画家を目指して出版社への持ち込みを始める。その後出版社から紹介された高橋よしのりのアシスタントとして下積みを経験し、少年マガジン新人漫画賞で『少年勝負師ケン』が佳作となったことで1978年末に『少年マガジン増刊号』に同作が掲載されてデビュー。1985年からは『週刊少年ジャンプ』で自身の代表作となる『魁!!男塾』の連載を開始。同作は大ヒットとなり、6年にわたる長期連載、単行本は34巻を刊行した。「情に篤く、硬派な学生が宿敵と大喧嘩を繰り広げる」という作品を描き続けているが、その一方でコミカルな描写も多く取り入れており、宮下自身も「硬派な男のカッコ良さと馬鹿さ加減の両方を描きたいと思って描いている」と述べた。2002年に発売されたヒップホップのコンピレーションアルバム『男塾伝説』のジャケットを描いた人物としても知られている。
- 総合評価-点
- 関連記事数2記事
- レビュー数0レビュー