丹羽圭子

丹羽圭子

丹羽 圭子(にわ けいこ)とは、日本の編集者、脚本家。兵庫県生まれ。スタジオジブリ制作のアニメーション作品に脚本家として関っている。
徳間書店に入社し、アニメ雑誌『アニメージュ』の編集者として活動。1993年、鈴木敏夫の依頼でアニメ特番『海がきこえる』の脚本を「中村香」名義で手がけたことをきっかけに、脚本家として活動するようになる。2006年の映画『ゲド戦記』では、監督の宮崎吾朗と脚本を共同で担当した。2010年の映画『借りぐらしのアリエッティ』では、宮崎駿と共同で脚本を担当。宮崎駿が語るさまざまなアイディアを丹羽がまとめることでシナリオを構築していった。2011年の『コクリコ坂から』、2013年の『風立ちぬ』でも同様に、駿がプロットを作ってそれを丹羽が脚本に仕上げる形で共同で担当している。2014年の映画『思い出のマーニー』では、監督の米林宏昌と作画監督の安藤雅司との共同執筆で脚本を担当。2019年12月、新橋演舞場で上演された新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』の脚本を執筆し、第48回令和元年度「大谷竹次郎賞」を受賞した。

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