寺田農

寺田農(てらだみのり)は、東京府東京市豊島区出身の俳優、声優。1961年、文学座附属演劇研究所に第一期生として入所し、俳優としてのキャリアをスタート。同年、三島由紀夫原作の舞台『十日の菊』で初舞台を踏む。1965年には『恐山の女』で映画デビューを飾り、同年のテレビドラマ『青春とはなんだ』、翌1966年の『これが青春だ』などの学園ドラマで人気を獲得し、新進気鋭の俳優として注目を集め、個性派俳優としての地位を確立していく。声優としても活動しており、代表的な出演作には1986年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐役などがある。2008年からは東海大学文学部特任教授に就任し、「現代映画論」「演劇入門」「戯曲・シナリオ論」の各科目で教鞭をとった。2024年3月14日、肺がんのため都内の病院で死去。81歳没。
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