ジョン・ヴォイト / Jon Voight

ジョン・ヴォイト（Jon Voight）は、アメリカの俳優。大学で美学を専攻していた頃、舞台『真夏の夜の夢』に出演したことを機に俳優を志すようになる。1967年に製作された『墓石と決闘』で29歳にして映画初出演を果たし、1969年に『真夜中のカーボーイ』で田舎から出てきたジゴロ志望の青年を演じてブレイク。1978年の映画『帰郷』でアカデミー主演男優賞とカンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、国際的な人気俳優の仲間入りを果たした。テレビシリーズでも活躍しており、2009年には大人気ドラマである『24 -TWENTY FOUR-』にジョナス・ホッジス役で出演した。ジャンルを問わない高い演技力に定評がある一方、『アナコンダ』のようないわゆる「B級ホラー」のような作品にも出演して批評家からの不興を買ってしまい、ゴールデンラズベリー賞主演男優賞にノミネートされ、助演男優賞でもしばしばノミネートの対象にされてしまうことがある。女優のアンジェリーナ・ジョリーの実父としても広く知られている。