リングシリーズ / Ring series

リングシリーズとは、鈴木光司によるホラー小説シリーズ、およびそれを原作とした漫画、テレビドラマ、実写映画作品などのシリーズである。当初は1991年の『リング』、1995年の『螺旋』、1998年の『ループ』の3部作で構成されていたが、その後、追加ストーリーを収録した短編集『バースデイ』が1999年に出版された。さらに、2012年には『エス』、2013年には『タイド』が出版されている。リングシリーズは、井戸に投げ込まれて殺害された霊能力者・山村貞子の霊による、ビデオテープの呪いを中心に展開される。第1作の『リング』では、見た者を1週間後に呪い殺す「呪いのビデオ」の恐怖と、その来歴に迫ろうとする主人公を描いている。本シリーズは国内外で映画化されており、特に1998年の日本映画『リング』、およびそのリメイクである2002年のアメリカ映画『ザ・リング』はヒットし、ジャパニーズホラーブームの火付け役となった。
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