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男女の友情。
面白かったです。ラブレターの代筆を頼んだことで仲良くなっていく男女が微笑ましかったし、だからってその二人がうまくいくかっていったら、そんなこともなくて、エリーは、女の子が好きで、ポールのことは友達で、みたいな歯痒い感じが良かったです。スクールカーストエリートの男の無神経さも、ああ、そんな感じだよねと共感したし、綺麗で頭もいいけど、どうも自分らしく生きられない女の子も可愛らしかったです。
ポールの家は、料理屋さんで、その店の定番料理にアレンジを加えたいってのも面白い設定だなと思いました。そして、エリーのお父さん中国料理の要素を入れて、新しいソーセージを作ったりして、なんかよかったです。
最近、男女の親友みたいな話が多い(ズートピア)けど、それが流行なのかな?と思いました。男女友情だと、キスしちゃったとか、どっちかは好きだったり、ちょっとややこしくはなるかもだけど、それでも、気が合う相手が異性ってことはあると思うし、エリーとポールにはいつまでも友達でいて欲しいなと思える、そういう映画でした。
エリーとお父さんはよく家で映画を見ていて、ポールも一緒に見たりするんだけど、その映画の内容がラストシーンの伏線になってて、すごくエモかったです。