R・リー・アーメイ / ロナルド・リー・アーメイ / Ronald Lee Ermey

ロナルド・リー・アーメイ(Ronald Lee Ermey)は、アメリカ海兵隊の軍人、俳優。R・リー・アーメイという表記がなされていることもある。10代の頃は札付きの不良であり、2度目の少年審判で、軍に入隊するか刑務所で服役するかを選択させられ、17歳で海兵隊に入隊することになる。ベトナム戦争に参戦し、二等軍曹として名誉除隊後に復員軍人奨学金を得てフィリピンのマニラ大学で犯罪学と演劇を学んでいた際、1979年の映画『地獄の黙示録』にヘリコプターパイロット役として出演し、映画デビューを果たす。いくつかの映画で脇役を務めた後の1987年、スタンリー・キューブリック監督の映画『フルメタル・ジャケット』に、教練指導官のハートマン軍曹役で出演して世界的なブレイクとなる。
この『フルメタル・ジャケット』における演技は批評家たちから極めて高い評価を受けており、ゴールデングローブ賞の最優秀助演男優賞にノミネートされている。その後も約60本の映画や、アニメーション、ゲームソフトの声優、テレビ番組の司会など精力的な活躍を続けていたが、2018年に肺炎の合併症のため死去。葬儀の際、彼の棺は海兵隊員たちによって運ばれ、アーリントン国立墓地に埋葬された。享年74歳だった。
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