ロックバンド史上、最速で武道館公演を行ったバンド
男性ロックバンド「ViViD」はロック史上最速で武道館公演を行ったバンドとして、日本のロックシーンに名を残したロックバンドです。メンバーはボーカルのSHINをはじめ、ギターのRENO、もう一人のギターRYOGA、ベースのイヴ、ドラムのko-kiで構成された5人組のヴィジュアル系ロックバンドです。「ViViD」というバンド名の由来は「鮮やか・まばゆい」という言葉で、メンバー一人一人の個性を大切にして輝き続けるという意味を込めて命名されたと言われています。
「ViViD」は当時まだ高校生だったイヴとko-kiを中心に2009年に結成され、その後ボーカルのSHINを初めとする3人のメンバーが加わり2011にシングル「夢~ムゲンノカナタ~」でメジャーデビューを果たしました。その1年後の2012年に武道館で初のワンマンライブを行い8000人を動員するという大きな記録を残しています。メジャーデビュー後たった1年で武道館でワンマンライブというのはまったくもって異例のことであり、当時は音楽愛好家の中では大きな話題になり、注目の的でもありました。
それからも彼らは留まることを知らず、数々の名曲を世に放つことになります。アニメソングのタイアップも多くこなし、『レベルE』『機動戦士ガンダムAGE』『BLEACH』『マギ』等のオープニングテーマやエンディングテーマを提供しています。
ここまで、武道館公演を成功させアニメの主題歌を担当したり、アジアツアーを開催したりと凄まじい勢いで様々な快挙を達成してきた彼等ですが、ですがメンバー間のすれ違いにより、2015年にパシフィコ横浜・国立大ホールで解散することとなりました。このロックバンドとして活動した6年間は、「ViViD」という名に恥じぬまばゆい6年間でした。
ですがその後も、メンバーたちはそれぞれの活動をスタートさせています。新たな活動を行っている現在のメンバーたちの活動に、これからも注目です。