(500)日のサマー / 500 Days of Summer

(500)日のサマー / 500 Days of Summer

『(500)日のサマー』とは、運命の恋を信じる男トムと信じない女サマーが繰り広げる、出会いから別れ、立ち直りまでの500日をリアルに描いた恋愛コメディー映画。ミュージックビデオを多く手掛けてきたマーク・ウェブの長編デビュー作である。本作は、脚本のスコット・ノイスタッターのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスでの実際のロマンスに基づいて作られている。

(500)日のサマー / 500 Days of Summerのレビュー・評価・感想

(500)日のサマー / 500 Days of Summer
8

男ってわかってない

男と女はわかりあえないというか、男の人は女の人の気持ちが全然わからないんだなというのが、よく描かれている作品だと思いました。私は女ですが、私でもあんまり女の子の気持ちって読めないところがある(好きでもないのに好きと言ったりするし)ので、男の人なんかなおさらでしょう。サマーと心通じ合った、夜も最高だったと思った男となんか違うと感じた女、てのがリアルだなと思いました。一夜を共にしたあとの男の脳内の演出とか、おもしろいなと思いました。そんなにですか?という感じです。私の頭の中であんなミュージカルが上映されたことがあったでしょうか、いや、ないです。サマー役の女の人は、とても可愛らしいし、でも、まあ、女から見ると、別に純情な感じに見えなかったから、とてもいいキャスティングだと思いました。男の方は、とても純情な感じで、男の人が応援しちゃう感じなのかなと思いました。題名も、サマーのことを思った500日か、なるほどと思いました。題名も秀逸ですね。どっちかっていうと男の人が好きなえいがなのかもしれません。女の人が見ても、男って何もわかってないのねとおもっておもしろいかもしれません。互いにわかりあえないところもありますが、それでも惹かれちゃうもんだよなと思いました。