Shadow Tower Abyss

Shadow Tower Abyss

『Shadow Tower Abyss』とは、フロム ・ソフトウェアがPlayStation 2向けに開発し、2003年10月23日に発売したロールプレイングゲームである。本作は『シャドウタワー』の続編であり、 『デモンズソウル』や『キングスフィールド』などのメカニカルな要素を数多く取り入れている。探検家の主人公は、はるか昔に王国の統治者に強大な力を与え、繁栄の時代をもたらしたと考えられている秘術の槍を探している。本作は完全な一人称視点となっており、プレイヤーは塔を登るために地下墓地、洞窟、屋外の通路を進んでいくことになる。

Shadow Tower Abyssのレビュー・評価・感想

Shadow Tower Abyss
7

ダークな雰囲気の探索ゲー

数々のダンジョンRPGを生み出したフロムソフトウェアの中でも、ダークな雰囲気を醸し出しているダンジョンRPGで、シャドウタワーの続編である。
仲間といった存在は特になく、モンスターの鳴き声がこだまする薄暗い闇の中をひたすら一人孤立した状態で探索していくようなゲーム。モンスターや異形達の住む世界に人間は自分一人だけという、孤立感と未知の世界をひたすら開拓していく冒険心をくすぐられる要素がプレイヤーをドキドキさせていく。
前作と比べて追加されたシステムは部位破壊システムというもので、これは武器を持っている手を切り離して戦力を低下させたり、銃で頭部を撃つと頭がぶっとんで一撃死させたりと戦闘面ではかなり戦略性の高い要素が詰まってます。このゲームはかなりアイテムが豊富ですね。装備品の数は尋常じゃない。数にして約一万種類ほどのアイテムが存在する。特に武器の種類は群を抜いて多く、短剣やレイピア、ヘカート、アックス、銃など古代兵器から近代兵器まで何でも揃っている。アイテムリストを埋めるのが好きな収集物コレクターなゲーマーならハマる要素が高いゲームかもしれない。隠し通路の数も前作よりもかなり増えて探索要素が増えているのも冒険心をそそる。