MÄR / Märchen Awakens Romance / メル

MÄR / Märchen Awakens Romance / メル

『MÄR - Märchen Awakens Romance』(メル)とは、2003年1月から2006年7月まで『週刊少年サンデー』で連載された安西信行によるバトルファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。2003年にサンデーCM劇場内でアニメ化、2005年4月に『MÄR-メルヘヴン-』のタイトルでテレビ東京系列にてTVアニメ化されている。原作は全15巻。2005年には第50回小学館漫画賞最終候補に選出されている。
メルヘンの国に憧れを持つ中学2年生の虎水ギンタ(とらみず ギンタ)は、「門番ピエロ」と呼ばれる武器・ÄRM(アーム)の力で異世界であるメルヘヴンへ召喚された。メルヘヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたÄRMに出会う。そこで戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に世界が荒らされていることを聞いたギンタは、メルヘヴンで出会った仲間たちと共に立ち向かうことを決意する。

MÄR / Märchen Awakens Romance / メルのレビュー・評価・感想

MÄR / Märchen Awakens Romance / メル
10

特に少年漫画が好きな方にオススメ!

原作(漫画)は全15巻と少なめですが、アニメは全102話と長めです。原作は週刊少年サンデーで連載、アニメは2005年から約2年間放送されていました。
主人公がある日、突然現れた怪物に誘われ、メルヘヴンという異世界に行きます。その世界ではチェスのコマという敵が暴れ、争いが行われていました。主人公は元々メルヘンの国に憧れており、平和なメルヘンの国のためにチェスのコマを倒すと決意し、メルヘヴンで出会った仲間たちと共に、ウォーゲームと呼ばれる戦いに挑みます。
原作、アニメ共にチェスのコマとの戦いが描かれていますが、アニメはオリジナルストーリーが多く、原作が好きな人でも倍楽しめます。仲間ひとりひとりのサイドストーリー(敵との因縁など)は原作より充実しています。平和のために仲間と共に成長しながら戦う、敵のボスの正体、行方不明だった主人公の父、仲間の秘密…などなど、少年漫画の王道といわれる展開、設定がいくつもあります。ですので、特に少年漫画が好きな方にはオススメなんです。
キャラクターもひとりひとり個性があり、魅力的です。美男美女も多いです。敵であるチェスのコマのメンバーも全員が本当に悪いやつというわけではありません。敵だけど憎めないやつが沢山います。この作品は男女関係なく、観たことがない方にはぜひ一度観ていただきたいです。