そこのみにて光輝く

そこのみにて光輝く

『そこのみにて光輝く』とは、佐藤泰志による小説、およびそれを原作とした映画作品。1985年に『文藝』11月号に掲載され、1989年に書き下ろしエピソード「滴る陽のしずくにも」を加えた書籍が刊行された。本作は第2回三島由紀夫賞候補となった。映画は2014年に公開された。監督は呉美保、主演は綾野剛。レイティングはR15+。
ストライキ騒動に揺れる造船所を辞めた佐藤達夫は、入り浸っていたパチンコ屋で大城拓児と知り合う。お礼にメシをおごると言う拓児について行った達夫は、バラック小屋で拓児の姉の千夏と出会い、心を引かれるようになる。達夫と千夏は徐々に距離を縮めて行き、達夫は千夏に求婚するのだが、千夏の前の内縁の夫で拓児の仕事に関わる中島の存在があったため、達夫は中島と直接対峙することを決める。

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