DEEN

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DEEN(ディーン)とは、日本のロックバンド。1993年「このまま君だけを奪い去りたい」でデビュー。デビュー時のメンバーは、ボーカルの池森秀一(いけもりしゅういち)、ギターの仲居辰磨(なかいたつま)、キーボードの山根公路(やまねこうじ)、ドラムの倉澤圭介(くらさわけいすけ)の4人。
代表曲は、「このまま君だけを奪い去りたい」「瞳そらさないで」「未来のために」等。デビュー曲の「このまま君だけを奪い去りたい」はNTTドコモ・ポケットベルのCMソングに採用され、ミリオンヒットを記録した。さらに5枚目のシングルである「瞳そらさないで」は、ポカリスウェットのCMソングに採用され、初のオリコン1位を獲得している。
1994年製作のアルバム「DEEN」からドラムが変更され宇津本直紀(うづもとなおき)が担当している。さらに5枚のシングル「瞳そらさないで」から、ギターが仲居から田川伸治(たがわしんじ)になった。また、『ドラゴンボールGT』『中華一番!』『名探偵コナン』等アニメのタイアップ曲も多数ある。なお、宇津本は1999年に脱退、田川も2018年に脱退している。

DEENのレビュー・評価・感想

DEEN
7

長期に渡って活躍するアーティスト

DEENは1993年にデビューしたロックバンドグループで、ボーカルは池森秀一さん、キーボードは山根公路さんが担当しています。
まずは稀有なデビュー経緯を紹介します。
彼らのデビュー曲は「このまま君だけを奪い去りたい」。実はCM曲で使う予定として曲自体は完成したいたものの、歌い手が見つかっていない状態でした。
通常CMで使用する楽曲はリリースされている、又は存在するアーティストが準備したものを使用します。つまり楽曲は存在するものの、アーティストがいなかったのです。
当時のプロデューサーが、ソロデビューを目指して上京していた池森秀一さんに歌ってもらい、ハマったことでボーカルが決定。その後キーボードの山根公路さんも合流し、グループ名は響きの良さから「DEEN」と名付けられて、プロデューサーが主導でデビューする事となりました。

ロックバンドとしてデビューしたDEENですが、ギターやドラムが加入したのはデビュー後になります。
諸事情でメンバーの脱退や加入を繰り返して、2018年の2代目ギタリスト脱退後はデビュー当時の2人組で主に活動されています。
メンバーの脱退は楽曲に影響する事もありますが、サポートメンバーによる協力やセルフカバーを意欲的に制作することで、過去にリリースされた楽曲のイメージも更新しており、幅広い層に届く活動を行っています。

DEENは幅広い音楽活動を行っており、アニメやドラマの主題歌やゲームのテーマソングも手掛けています。
代表作として知られるのが1997年12月にリリースされた「夢であるように」。
これは大人気ゲーム「テイルズオブデスティニー」のテーマソングにも起用され、ゲームとリンクする歌詞やサビで盛り上がる曲調はファンの間だけでなく、ゲームを知る人からも支持を集めている楽曲になっています。
2019年にはお笑いコンビ「キャイ〜ン」と「KYADEEN(キャディ〜ン)」の名前でコラボユニットを作り、ポップ調でアウトドアな雰囲気を誘う楽曲を発表して注目されました。

一方で長年応援してくれているファンを特に大切に思う場面も見られます。ライブやコンサートでのファン対応はもちろん、セルフアルバムを作成する際はファンからアンケートを募集したり、ファンとの温泉ツアーで親睦を深めるといった活動も行っています。

老若男女問わず聞きやすくメッセージ性の強い楽曲、幅広い活動範囲、ファンを大切にする試みによって長期的な音楽活動を行っています。
落ち着いた楽曲が多く、ふとした時に聞きたくなるので気になる人はぜひ聞いてみて下さい。

DEEN
10

これぞ90年代のロック!DEEN

『DEEN』は90年代のロックバンドの最高峰といっても過言ではない。
ヴォーカルの甘い歌声。心に刺さる歌詞とメロディ。
90年世代なら必ずテレビから流れており1度は聞いたことがあるだろう。
最近の音楽のような複雑さは一切ないが、本当に歌のうまさと歌詞の良さを感じたいなら90年代のバンドを聞くべきだろう。
そこでおすすめするのが『DEEN』である。
デビュー曲からミリオンヒットをとばし、数々のアニメやドラマの主題歌となってきた。
そして驚きなのがいまだに現役であることである。
ヴォーカルはそば好きで有名であり、ライブトークも面白い。
できれば音楽だけではなくライブ映像を見てほしい。きっと『DEEN』のすべてが伝わり
ほかの人にも伝えたくなること間違いなし。
おすすめ曲は「君がいない夏」、「少年」、「このまま君だけを奪い去りたい」、「Teenage Dream」。
シンプルなロックからきれいなバラードまで幅広い曲があるのでぜひアルバムを1枚聞いてみてほしい。
おすすめアルバムは「SINGLES+1」。

『DEEN』から90年代バンドを知ってもらい、このほかの『WANDS』や『ZARD』といったほかのアーティストも含め、この時代の音楽が再ブレイクすることを願ってやみません。

DEEN
7

ルックスも歌声も爽やか

90年代を代表するバンドだと思います。
男性バンドグループですが、坂井泉水(作詞)、大黒摩季(コーラス)など大物とタッグし最強の楽曲を次から次へと生み出しています。
ボーカルの甘い歌声とルックス、出す曲は次から次へとタイアップが決まり男性女性問わず人気がありました。
曲は、タイトル、またはサビを少し聴いただけで「聴いたことがある!懐かしい」と誰しもがなります。
例えば、「瞳そらさないで」はポカリスエットのCMソングとして、「ひとりじゃない」はアニメ「ドラゴンボールGT」の主題歌として、「夢であるように」はゲームの「テイルズオブディスティニー」の主題歌にそれぞれ抜擢されております。
心地良くてずっと聴いていられる歌声、メロディーが私達の中に自然と入ってくるこの感じは、90年代はもちろん、昔を知る方にとっては時代を超えても今度は懐かしさが蘇ってきます。
今を忙しく生きる若者にとっては逆に新鮮に聴くことが出来ると思います。
個人的にオススメは、デビュー曲の「このまま君だけを奪い去りたい」です。
ゆったりしたバラードなので、日常からほんの少し解き放たれたい時に聴いてもらうとリフレッシュ出来ると思います。
メンバーを変えながら今も活動中です。