ガッチャマン

ガッチャマン

『ガッチャマン』とは、2013年8月24日に公開された映画。アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』の実写化作品である。
21世紀初頭、突如現れた謎の組織・ギャラクターに地球の半分が占拠されてしまった。ギャラクターに既存兵器が通用せず窮地に陥る人類だったが、極一部の適合者だけは対抗する術があることを発見する。ガッチャマンと呼ばれる適合者たちは、力を合わせてギャラクターに挑む。

ガッチャマンのレビュー・評価・感想

ガッチャマン
4

主題歌は良かった

クソつまらない映画で興行収入的にやばいらしいので6年くらい経って相当暇なときに見ました。
良いと思えたところは出演した俳優たち。あとスーツのデザインは良かったです。アニメからスタイリッシュになったフォルムは素晴らしいと思いました。

まあレビューで書かれていた通りあんなにボロボロにされた街が何百年経ったかのように現代のように元どおりになって時代のつじつまが合わなく違和感しかない。

自衛隊?も未来設定にしては古くヤラレ。まあ電車だったりおもちゃ屋だったりなぜ??とバランスの悪い映画です。俳優陣はどう繋がるか分からず曖昧な監督の指示のもと演技させられているのだと感じました。

合わないパズルを無理くりはめ込んでエンターテイメントを作った感じですね。
制作現場で何が起きたか分かりませんが監督の責任と言われればそれまでです。
鑑賞後思ったことはただ一つ。これだけ酷い映画って逆にどうしたらできるの?
本編冒頭で人類はギャラクターによって絶滅に追い込まれた的なヘタクソな演出の説明があってタイトルが出て東京が映るのだが、なぜか東京の人々が日常的生活をおくってるのだ。まさかの前言撤回。さっきの説明はなかったかのようになっている。
そしてキャタローラー襲来に人々はなぜか初めて体験するかのような反応。もうこの時点で演出力不足&説得力ゼロ。
その後のガッチャマンとギャラクターの戦闘シーンでケンとギャラクターおもちゃ屋へ墜落、そこにはタツノコプロのオモチャがあって軽快な曲がかかる。なんだこれ?こんなシーンいらない。戦闘シーンに緊張感がなくなる。
戦闘シーン終了後はかなり長いスパイ映画と恋愛映画のパロディが展開するから、本当にストレスがたまる。
三角関係に仲間同士のいざこざの中、博士がゴッドフェニックスで出動命令。そして『世界を救え。』と言葉をかける。コントを見てるんだっけ?
ゴッドフェニックスで出動してもずっとギスギスしたまま&ガッチャマンの五人自体が世界の平和どうでもいい的な感じなので、またもや戦闘シーンの緊張感ゼロ。
この後はもうツッコミきれない展開が続き、決着がついてなぜか五人は団結した状態に。そしてジョーが一言、『コイツら最高だ。』何が?お前ケンとナオミとか言う女性と三角関係でギスギスしてただけじゃん。五人の絆なんて一秒も描かれてねぇよ!!
でも主題歌は良かったですよ。主題歌だけは!!