ザ・ミッドナイトマン

ザ・ミッドナイトマンのレビュー・評価・感想

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ザ・ミッドナイトマン
5

無痛症の男による復讐?アクション

こちらの作品の主人公は、生まれた時から無痛症を患う男です。それを活かしてか、マフィアの一員になっています。
オープニングはこの男が余裕の表情で拷問されるところから始まります。どれだけ殴られようが蹴られようが口笛を吹く男が、とある事情から「普通」の男に生まれ変わり…という感じで物語が進んでいくのですが、内容はありきたりなマフィア映画です。ただ他と違うのはやはり男が無痛無感覚というところでしょうか。
なかなかの男前ですが、派手なアクションもドンパチもないのでアクション映画を求めている方にとっては物足りなく感じる事と思われます。一応格闘シーンはそれなりにありますが…。
そして、この映画のおそらく1番の見せ場はなんといってもあのダグ・ジョーンズではないでしょうか。モンスター役といえばこの人が有名ですが、こちらの映画ではちゃんと人間役として出演しています。ただ、拷問大好きな変態野郎というキャラクターですが…。
全体を通して見ても、頭を使わずに適当なアクション映画でも見るか〜という気分の時でしたら楽しめる作品ではあると思います。初めから期待度を上げて観てしまうと、恐らく途中で飽きがくると思います。総評すると、ほどほどに面白い映画でした。