ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 / The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 / The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring

『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』とは、2001年~2003年に公開された、J・R・R・トールキン作の『指輪物語』を原作とした『ロード・オブ・ザ・リングシリーズ』三部作映画の第一作目。中つ国(ミドル・アース)を舞台に、主人公のフロドを含む9人の旅の仲間が、冥王サウロンを完全に滅ぼすため、全てを統べる「一つの指輪」を破壊する物語である。

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 / The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ringのレビュー・評価・感想

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ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 / The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
9

壮大なスケール

ロード・オブ・ザ・リング3部作の1番目です。映画館でも見ましたし、DVDを借りて何度も見ました。スケールが大きく、出てくる景色などもとても綺麗です。ある老人の過去の話が物語になっています。登場人物も個性のある人達がたくさん出てきて面白いです。ある村のフロドという男の子とその仲間達が、指輪が持つ不思議な力をめぐって、悪者と戦いながら旅をしていきます。この指輪は始めに出てくる老人の物で、その指輪の持つ力や、指輪を持つことになったいきさつなどが描かれます。フロドと共に旅をすることになった魔法使いのガンダルフが、優しくていつも助けてくれます。他にも弓や剣が得意な大人たちが協力して旅をするのですが、その中でも、弓の名人を演じるオーランド・ブルームがとてもかっこよいです。たくさんの数で襲ってくる敵たちに次々に弓を飛ばして倒していく場面は、DVDを借りて何度も巻き戻しして見ました。敵のスケールも大きく、大勢の敵が襲ってきたりするのですが、それを仲間の大人達が倒していく場面がワクワクします。フロドも、指輪の力に翻弄されながらも目的に向かって、友達と助け合いながら進んでいく姿が勇敢です。1つの敵を倒すとまた次々と敵が出てくるのですが、展開が早いので、映画自体の上映時間が長いのにもかかわらず飽きずに見られます。敵を倒していく描写も、そこまで汚い場面がないので問題なく見られます。

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間 / The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
8

ハリーポッターが好きならぜひとも見てほしい!壮大な冒険物語第一弾

壮大なスケールの冒険物語です。人間・魔法使い・エルフ・ドワーフと童話にでてくる様々な種族が登場しますが、この物語の主役はホビットと呼ばれる、温厚で戦争なんて無縁の小人たちです。
同時期にハリーポッターと賢者の石が公開されているので、この時代のファンタジー映画はすごくアツい作品が多かったように思えます。現在ではCG技術が優れていてどのSF・ファンタジーもリアリティがあり自分もその世界にいるように思えますが、その先駆けとなったのがこの作品なのではないかと思えるくらい視覚効果が素晴らしい作品です。たとえば様々な種族が登場するのですが、種族によって身長や体格が異なります。今ほどCGの技術もなかったのでその身長の差をどのように出していたかというのがメイキングで公開されていますが、小道具の大きさを変えた遠近法を利用して撮影したと言われています。すべてのシーンにおいてそうなのかはわからないですが、遠近法かどうかなどわからないくらい普通に人間と小人が会話をしていたりするので視点を変えて見てみるのも面白いです。
この作品の見どころはやはり戦闘シーンです。特に人間のアラゴルンの活躍は必見です。仲間を庇いながら勇敢に敵を倒していく姿は見たら絶対に惚れます。