ふたりの自由さをみてるとすごく幸せな気分になる
面白いとか面白くないとかそういう次元の映画じゃない。
"可愛さだけで神に反抗する存在"
嘘泣きも悪ふざけも、めちゃくちゃな行動の全てに意味なんてないの、ただ今を楽しみたいだけ、だって私たちは女の子だから。
最高にクールな思考回路でしょ。そして、それが出来ちゃうのは可愛い女の子だから。男の子じゃダメなんです。何の役にも立たない女の子だからこんなにキュートでポップでクレイジーなんです。
ふたりの自由さをみてるとすごく幸せな気分になる。
やっている事は悪い事ばかりだけどやりたいことだけやってる姿がすごく人生を謳歌してる。
マリエ2のイトカ・ツェルホヴァーがすごく好き。
ひとつひとつの行動が可愛すぎる。
楽しい気分になるし元気になる映画です。
今の時代だからこそオシャレでセンス良くて可愛くてナンボでもそんな目線で褒められる。
個人的には「小さな悪の華」を思い出してしまう雰囲気の内容であらすじは無いようなモンか。
今の時代では撮れない真似出来ない60年代の奇跡的な天然センスで溢れた意味あるような無いようなチェコのゴダールか!?
作中に登場する若い女性がいたずらをしかけたりスクリーンの中で好き放題している様子はどこが新鮮で不思議な気持ちにさせてくれる。全体的にポップでキュートな雰囲気であるが、所々社会に対するメッセージともとれるようなシーンもありこの作品をよりいっそう深みのある物にしている。