わくわくぷよぷよダンジョン / わくぷよダンジョン決定盤

わくわくぷよぷよダンジョン / わくぷよダンジョン決定盤

『わくぷよダンジョン決定盤』とは、1999年にコンパイルから発売されたPlayStation用ローグライクゲーム。落ちものパズルゲームの代表作『ぷよぷよ』の名前がタイトルに付けられているが、パズルゲームではない。3人のキャラから主人公を選んで、ダンジョンの攻略を目指すRPGとなっている。
「すっごい魔法のアイテム」がどこかにあるというテーマパークに足を踏み入れた3人の主人公・アルル、ルルー、シェゾ。それぞれは期待を胸に、不思議なダンジョンが建ち並ぶテーマパークで大冒険をする。

わくわくぷよぷよダンジョン / わくぷよダンジョン決定盤のレビュー・評価・感想

わくわくぷよぷよダンジョン / わくぷよダンジョン決定盤
5

ぷよぷよシリーズのファンに楽しめる作品

1998年にコンパイルよりセガサターン用ソフトとして発売されたぷよぷよシリーズのキャラクターを使ったローグライクゲームで、翌年1999年にPS用ソフトとしても発売されています。

「すっごい魔法のアイテム」を手に入れる為、アルル、シェゾ、ルルーの3人が「わくわくぷよぷよダンジョン」というアトラクションのクリアに挑むあらすじで、プレイヤーは前述の3人の中から一人を選んでスタートします。
劇中の舞台となる「わくわくぷよぷよダンジョン」は入る度にフロアの形が変わり、道中落ちているアイテムを拾いながら敵の攻撃や罠をかいくぐり、ボスを倒して出口にたどり着けばクリアーとなる仕組みで、属性に応じて7つの(劇中の呼称で)アトラクションが存在しています。操作キャラもHPやMPといったお馴染みの概念は勿論の事、空腹で動きが鈍くなってしまうなど、ぷよぷよシリーズらしい特徴もつけられています。ただし、各ダンジョンはフロアがかなり長く、また3人の主人公全員で一通りクリアしないと隠しダンジョン(本当のラスボス戦)に到達できないというプレイ時間が少々かかりすぎてしまう感は否めまず、かなり根気が必要です。どちらかといえばぷよぷよシリーズのファンに楽しめる作品となっている印象です。