宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する

宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する

『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』とは、すずの木くろによる日本のライトノベル作品である。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2010年8月から2024年1月まで連載され、双葉社のモンスター文庫より2014年7月から2024年1月にかけて刊行された。イラストは黒獅子が担当。完結後もウェブ版で後日談が不定期に公開されている。
メディアミックスとしては、カドコミ(旧ComicWalker)にて今井ムジイによるコミカライズが2016年11月から連載されているほか、がうがうモンスターにて尺ひめきによるスピンオフ漫画『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する〜マリーのイステリア商業開発記〜』が全6巻で連載された。
物語の主人公は、宝くじで40億円を当てた青年の志野一良(しの かずら)である。莫大な金に群がる亡者から逃れるため、先祖代々の田舎の屋敷に避難した一端、屋敷の中で異世界に通じる通路を発見する。グリセア村に住む少女・バレッタと出会った一浦は、病気や干ばつ、飢餓に苦しむ村人たちを日本の栄養ドリンクや水車の設計図などで救済する。その結果、村人たちから豊穣の神である「グレイシオール」と勘違いされるようになる。
その後、一良の持ち込んだ技術が領主の目に留まったことをきっかけに、隣国のバルベール共和国との再侵攻の危機や大飢饉に直面するイステール領の諸問題を解決するため、40億円の自己資金と日本の物資や技術を活用して異世界の人々を救っていく。バレッタの天才的な才覚や領主の娘リーゼらとの交流を重ねながら、技術革新と経済復興を推し進めていく壮大なファンタジー作品である。

kinido0308w7のレビュー・評価・感想

宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する
10

異世界を豊かにするさまは痛快です。

この作品は宝くじで40億当たった男が知り合いのひとが多くいる都会では、その知り合いがお金をせびってくるので人の少ない田舎に引っ越すのですが、その田舎の引っ越し先の家が異世界となぜかつながっていて、興味本位で異世界に行き、偶然持っていた栄養ドリンクを病で寝たきりの異世界の住民に渡したところ、寝たきりが治り、なぜか元気になったので、異世界の村の住民全員に栄養ドリンクをあげ、異世界の住民に感謝され、その流れでその異世界の村を現代の日本から技術を持ち込み支援するという物語になっています。また、この異世界には昔、神が訪れ見たこともない品や技術を与えたがその土地の領主がもっと技術を引き出すため神を監禁してしまいます。その神は領主から逃げ神の国へ行って二度と戻ってこなくなってしまうという言い伝えがあり、主人公と境遇があまりに似ていたため異世界の人々が神とあがめ始めてしまいます。主人公は神としての立場を利用して、異世界を豊かにしていきます。その過程で様々な困難がありますが、魅力的な異世界の人々と共に乗り越えていく様はとても面白いです。様々な異世界ものがある中で、主人公が特に強いわけではなく、お金の力と神の立場を利用した異世界ものは珍しいです。他の異世界ものにはない魅力の詰まった漫画ですのでお勧めです。