ノロイ / The Curse

ノロイ / The Curse

『ノロイ』とは、2005年8月20日に公開された日本のホラー映画。『リング』『呪怨』シリーズなどを手掛けた一瀬隆重がプロデューサーを務め、白石晃士が監督・脚本を担当した。怪奇実話作家・小林雅文が残したドキュメンタリー映像をもとに、彼が取材していた不可解な事件と、その背後に潜む「呪い」の正体を追っていく形式で描かれる。全編をドキュメンタリー風の映像で構成したフェイクドキュメンタリー、ファウンド・フッテージ作品として知られ、現実とフィクションの境界を曖昧にする生々しい演出が大きな特徴となっている。
2004年4月12日。小林雅文の自宅が全焼し、妻の遺体だけが発見され、小林本人は行方不明になったという事件から物語は始まる。小林は失踪直前、怪奇現象を追った映像作品『ノロイ』を完成させていた。しかし、その内容があまりにも衝撃的だったため作品はお蔵入りとなり、後に追加取材・撮影を経て映画として公開されたという設定になっている。観客は小林が残した映像を追体験しながら、彼の身に何が起きたのか、そして映像に記録された怪異が何を意味するのかを探っていくことになる。
小林は「隣の家から奇妙な音が聞こえる」という依頼をきっかけに調査を開始する。さらに、超能力少女・矢野加奈、心霊番組への出演をきっかけに怪異へ巻き込まれていく女優・松本まりか、不可解な言動を繰り返す霊能者・堀光男らを取材するうち、「禍具魂(かぐたば)」という謎の言葉に行き着く。無関係に見えた怪奇現象や失踪、死亡事件が徐々につながり、やがて小林は、ダムに沈んだ村でかつて行われていた「鬼祭」という奇妙な祭りにたどり着く。

jetsetw9のレビュー・評価・感想

ノロイ / The Curse
7

本物とは思えないけど

公開当時は、日本のブレア・ヴィッチ・プロジェクトというか、本当の話かもねみたいなことを言われていたらしいですが、まあ、本当のことには見えないです。でも。それはまあ、お約束というか、騙されてあげるのがこういう映画の楽しみ方なのかもしれません。お話としては、怪奇映像作家がいろいろな奇怪な事件とかを取材してそれをまとめた映像を残してたんだけど、家族が死んだり、作家自体、行方不明になったりという話です。面白かったです。それぞれの怪奇事件はそれなりに怖いし、たくさん見せられるとげんなりして、ホラーの世界に浸れます。それに謎解き的な要素もあったので、最後までドキドキしてみることができました。周りで怪奇現象が起きて、恐怖に支配されていく人々の表現がリアルで怖いなと思いました。最後は、妻は焼け死ぬし、ショッキングな映像もあるし、ホラー映画らしいものだと思います。あと、びっくりしたのはアンガールズがちょっとだけ出ていることです。フェイクドキュメンタリーとして撮ってるので、本物の芸人さんを出したのだと思いますが、なぜにアンガールズだったのでしょうか。アンガールズは好きなので嬉しいですが、疑問です。まあ、なんとなく心霊番組に出ていそうな雰囲気もある気がします。ともかく、普通の作り物として見ても怖いけど、ドキュメンタリーと信じて見たら、もっと本作を楽しめると思います。