ゴスペラーズ

ゴスペラーズは、村上てつや、黒沢薫、酒井雄二、北山陽一、安岡優の5人で結成されているボーカルグループである。リーダーである村上てつやと黒沢薫が高校の同級生で、高校の文化祭で歌を披露したのをきっかけにコーラスグループを結成。その後、早稲田大学のアカペラサークルにて他の3人と出会い、ゴスペラーズを結成。1994年に「Promise」でメジャーデビューし、『笑っていいとも!』のレギュラー出演やオープニングテーマ作曲など多岐にわたる活躍。2000年にリリースされた「永遠に」はロングヒットし、翌年にリリースされた「ひとり」ではアカペラでは初のオリコントップ3に入るなどゴスペラーズの名が一気に広まった。また、ソロ活動もそれぞれ活発にしており、バラエティなどにも出演している。それぞれが作詞作曲も担当できる才能あふれるグループといえる。全国ツアーでは、歌のみならず、5人のトークも注目されており、コンサート中には劇や楽器、ダンスも披露されている。

06-227のレビュー・評価・感想

ゴスペラーズ
10

日本を代表するヴォーカルグループ「ゴスペラーズ」

2019年にデビュー25周年を迎えるゴスペラーズ。一般的に2000年にロングヒットを飛ばした「永遠部に」、2001年にアカペラ曲で初めてトップ10入りした「愛してる〜」で始まる「ひとり」が知られているかと思います。彼らの魅力はバラードだと思われがちで、もちろんバラード曲もアカペラ曲もそれぞれ名曲がたくさんありますが、ポップな曲からノリの激しい曲、がっつりソウルフルでエロティックな曲もたくさんあるんです。やっぱり彼らの1番の魅力はコンサートで、少しでもいろんな街へ声を届けようと本当に様々なところでコンサートを開いてくれます。1度コンサートに行くと5人の異なる声質がハーモニーとなり溶け合い、耳が幸せでいっぱいになりやみつきになります。また、コンサートではメンバーがたくさん踊るため、客席も一緒に踊ったりとすごく一体感があり楽しいです。毎回のコンサートでよく言ってくれる言葉があり、「自分たちがいつも歌ってこれるのは、こうやってコンサートに来てくれたり僕たちの歌を聞いてくれる皆さんがいるからです。いつもすばらしい声援、応援をありがとう」と感謝を届けてくれる、本当に応援していてよかったなぁと思う瞬間です。25周年というベテランともよばれる年月でもまだまだ現状に満足せず、挑戦しつづける彼らが登り続けるゴスペラーズ坂を一緒にこれからも登って行きたいです。