いろいろ動いて面白い
主役のベン・スティラーが結構好きで彼の作品はよく見てます。彼は見ただけで面白いし、演技も面白いし、コメディ映画にはもってこいの人だなと思います。この話は、夜の博物館で置物たちが動いてたら面白くねえ?というオモチャのチャチャチャみたいな話で、博物館だから剥製もあるしフィギュアもあるし骨もあるしで、なかなかバラエティに富んでて面白かったです。骨だけのティラノザウルスとか、それでも動き出すと結構こわいものだなと思いました。主人公が別れた妻と暮らす子どものために生活を立て直そうと夜の博物館の警備員になるというのも、アメリカっぽいなと思いました。フラフラしてたら、なかなか子どもにも会いにくいですしね。先輩警備員のおじいちゃんたちが、おじいちゃんたちもその石版のおかげで元気になれるから石版を盗もうとするという設定も、いやおじいちゃんたちが化石やらと一緒の扱いかーいと笑ってしまいました。あとこの映画、ラミ・マレックがエジプト王役で出ています。私はたしかこの映画で彼を知りました。出番はそんなに多くありませんが結構重要な役です。ボヘミアン・ラプソディを見て、ああ、彼も出世したなと思ったものです。ラミファンにもオススメの作品です。