8
ダンスフロアに映える美貌のシンガー
ニューヨークのブロンクス出身のポップシンガーであり、女優としても成功したジェニファー・ロペス。
ブロンクスは治安が良くないことでも有名ですが、HIP HOPが誕生した町でもあります。
2002年のアルバム『This Is Me...Then』に収録され、シングルカットもされた『Jenny from the Block』では、そのブロンクス出身ということを大々的に表明し、HIP HOPのビートとラップをフィーチャーした大ヒット作となりました。
また、ラテン系の血筋を持つため、スペイン語で歌った楽曲や、ラテンのリズムやメロディーの楽曲も得意としています。
ダンサーとして活動していた経緯もあり、抜群のプロポーションを駆使して踊るライブステージやミュージックビデオで見られる姿には感嘆。
どれだけ年齢を重ねても、可愛らしさを失うことなく、顔もボディーも美貌を保ち続け、賞賛を受けています。
既にリリースされた曲のリミックスを製作することも多く、リミックスの曲の方がヒットしたケースも。
このことから、ダンスフロアに映えるのがジェニファー・ロペスの持ち味であることがわかります。
基本的にHIP HOPをベースとしたポップスを中心とし、ラッパーを客演として招くことが多い作風ですが、HIP HOP業界にもEDMの流れが入ってきたのを機に、2011年のアルバム『LOVE?』からはよりエレクトロニックでダンスミュージックの色が強く感じられるトーンに変化しています。