ポリス・ストーリー REBORN / Bleeding Steel

kazukyのレビュー・評価・感想

ポリス・ストーリー REBORN / Bleeding Steel
10

ジャッキーチェンの大ヒットシリーズ

60歳を超えてもなお、度肝を抜くアクションで世界を魅了し続ける世界のスター「ジャッキーチェン」。
彼の代表作でもある「ポリスストーリー」シリーズ。
実際には、話が続いている作品や、タイトルが同じではあるが全く異なる世界観のものもある。
今回ご紹介する作品「ポリスストーリ・リボーン」はまさに後者で、他の作品と全く繋がりのない作品である。
ジャッキーチェン演じる主人公のリンは、重病の幼い娘を病院に残し、人口遺伝子が絡む事件で激しい銃撃戦の末負傷してしまう。事件はそこで終わったかに見えた。
それから13年後、警察を辞め表舞台から消えたリンはオーストラリアにいた。大人になった娘を陰で見守る生活を送っているリンだったが、ある本が出版され、これがきっかけとなり過去の事件が再び動き出す。
事件の首謀者とその仲間との攻防戦が始まる。そして幼い頃重病だった娘がなぜ今は元気に生活を送れているのか。なぜ犯人は娘を狙うのか、また人工遺伝子が人間にもたらすものとは一体何なのか。
ジャッキー作品にしては初のちょっとSFでもあるこの映画。賛否両論だが、アクション、家族愛、全ておいて良く出来ている作品であることは間違いない。
また、映画の中でも、今のジャッキーと同じ位の年齢設定なので、等身大のジャッキーがさらに観るものを魅了している。