GOEMON(映画)

hprbs_90n8のレビュー・評価・感想

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GOEMON(映画)
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変な表現

キャシャーンの紀里谷監督の作品です。
キャシャーンの時と同じく、なんだか映像が個性的で違和感がありました。五右衛門が走っている姿とかなんか変だなと思っていたら、宙吊りで撮ったみたいです。なんで、そんな撮影方法にしたのか分かりません。
話の内容はそれなりに面白いものでしたが、表現の仕方が気になって、頭に入ってきませんでした。紀里谷監督って、結構厨二病というか、子どもがかっこいいと思うものをかっこいいと思う人なのかもしれません。映画の最後のほうには、五右衛門が大仰な演説をしているし、そういうのってすごく子どもが好きそうな演出だなと思います。選挙じゃないんだから、あんまり人って、自分の考えをペラペラ喋ったりしないと思うんですよね。例えば、ヤマトの艦長だって、地球か、何もかも懐かしいという一言だけで、今までどれだけ長い旅を続けてきたかってこととか色んな想いを表現しています。なんか、なんでも台詞で説明って見ていて面白くありません。
ただ、キャシャーンよりはマシだと思います。やはり、江口洋介さんはかっこいいです。背も高いですし、運動神経がいい役が似合います。江口洋介のプロモーションビデオだと思えば、なかなかかっこいい仕上がりだと思います。走り方は変ですけどね。