ラストがすごい
霧の中に突如現れた怪物と、スーパーマーケットに逃げ込んだ人々の戦いのパニック映画です。主役は、サメ映画のディープ・ブルーの主役の人でそれほど有名ではないし、そんな有名な人は出ていませんが、なかなか個性的な人が多いです。スーパーマーケットの店員で結構冷静で頼りになる人とか面白い顔をしています。最初、怪物の姿は一部しか見えないのですが、総じてでかいし、不気味だし、とても勝てそうにありません。そして、怪物との戦いだけではなく、閉じ込められた人々もだんだんおかしくなって、それが怖いです。1人の女がこれは神様の思し召しとかいって、教祖のようになってるし、怪物が出てきたのは軍の作戦の失敗のせいだったんだけど、軍の青年をみんなでリンチするし、極限状態って怖いなという感じです。そして、この映画が公開されたときにも話題となったラストですが、最低です。子を持つ親ならとてもたえられません。そのラストを見るためだけにも見て損はないかなと思います。原作はスティーブン・キングです。私は原作は読んだことありませんが、ラストは原作と違っていて、キング氏も新たなラストを絶賛したそうです。とにかく後味が悪い作品ですので、十分に落ち込める余裕があるときに見るのがオススメです?