ちはやふる上・下
広瀬すずさん、野村周平さん主演の映画です。
広瀬すずさんが見たくて、実はそもそも和風の映画には興味がなかったのに見始めました。
「競技かるた」と言うものがあることは知っていましたが、詳しいことは知りませんでした。
しかし!
見始めてからその物語の世界観にぐいぐいと引き込まれて、「上・下」共に終わる頃にはすっかり日本の文化も素晴らしいと思い、認識が変わってしまいました。
柔道や囲碁などの和の文化を題材にした、漫画、映画やドラマなど他にもあります。
ですがこの作品はなぜでしょう、見るまでは随分と遠い位置にあった文化だったのに、知った後は随分と近い文化な気がするんです。
きっと柔道ならずっと体を鍛えていなければ直ぐには実戦できないし、囲碁はまずはルールを覚えて戦術も学ぶ必要があるから取っつきにくいんだと思うんです。
しかし百人一首のかるたは違う。
誰しも義務教育の中で百人一首という存在は知っているし、少なからず一つや二つ句を目にしたことがあるから。
やろうと思えば百人一首を覚えて、さらには読み上げられた句の下の句のカードを取るだけという単純な競技。
ちょっと自分でも挑戦出来るんじゃないか?と夢見れる。
(実際にはその道に入ったならば一筋縄ではいかない苦労だとかがあるんだと思うので、そう簡単ではないはずですが)
そんな訳で日本て良いな!和の文化素晴らしい!と思えるそんな映画でした。
最後に、日本の和(絆)を感じて仲間って良いなとも思える作品でした。
良かったです。