スレイヤーズ

スレイヤーズ

富士見ファンタジア文庫(富士見書房)から刊行されているライトノベル。
著者、神坂一。イラストはあらいずみるい。
黒魔術、精霊魔術などが存在し、自称、美少女天才魔道士リナ=インバースが戦う長編ファンタジー小説である。
1990年に小説「スレイヤーズ!」が発売され1995年にはテレビアニメ化・劇場アニメ化、その後もゲーム化やコラボレーション作品が数多く存在する。

3qsuzukiのレビュー・評価・感想

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スレイヤーズ
10

ドラゴンもまたいで通る主人公が素敵です。

剣と魔法のライトノベルは多々ありますが、私の一番のおすすめはアニメシリーズにもなっているスレイヤーズです。
ストーリーもとても面白く、シリアスな場面もあれば、ギャグチックな場面もあって、その起伏も絶妙だと思います。絶体絶命のピンチかと思えば、口先で解決することもある主人公、リナ・インバース。その強さもですが、私は何よりも性格が大好きです。大胆不敵、電光石火、世界は私のためにある、と言うかと思えば、可愛らしい一面もある素敵な女の子です。そして、その仲間たちも個性豊かで魅力的です。脳ミソクラゲと言われる天才剣士、正義大好きお姫様、寡黙だけどちょっと不運な体質の魔導剣士などなど、面白い仲間たちです。また、敵か味方が微妙な雰囲気を醸し出す謎のプリーストも登場します。私的にはそのキャラクターの声優さんも大好きです。そのキャラクターの十八番の台詞に「それは秘密です」とありますが、似合いすぎていてはまり役だと思いました。
また、思わず口ずさみたくなる呪文も良いと思います。このスレイヤーズを見れば一度は呟きたくなるのではないでしょうか?
剣と魔法の冒険が好きな方は絶対にこのシリーズを一度は見て、読んで、また見る方が良いと思います。