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盛り上がるまで、視聴切りは耐えてほしい
おかりん(岡部倫太郎)は発明といえない発明を繰り返しては、中2病を発症している大学生です。しかし、そんなくだらない発明の中である日、タイムリープする装置を作ってしまいます。おかりんと同年代ながら天才科学者でアメリカから帰国中の牧瀬は、中2病を発症したおかりんに興味をいだき、タイムリープ装置にも興味をもちます。いっしょにタイムリープ装置の改良に携わり、いつしかおかりんと牧瀬は同志以上の好意を持ち合うようになっていきます。しかし、ある日おかりんは気づきます。時間を操ることで世界の未来が変わっていることに。そして、自分が発明したタイムリープの世界は、大事な友達を必ず失う世界であることに。しかし、タイムリープの記憶はおかりんしか、持っていないのです。同じ時間を無限に繰り返し、孤独感にさいなまれていくおかりん。何度も何度も、大事な友達の死を見続ける絶望感。そしてもっとショッキングなことに気づきます。牧瀬と出会う世界線は、牧瀬とは違う友達が死ぬ世界であること。二人を同時に存在させる条件を探し、そして、失敗を繰り返して条件を見つけた未来のおかりんから連絡が入ります。おかりんは、未来の自分からの手順を踏んで、大事な二人を助ける唯一の条件のために行動を開始します。